タイのゴールド投資に関して

タイの首都、バンコクには市内に金(ゴールド)を取引するゴールドショップである金行がいたるところに存在しております。タイ人にとって「金」は財産の象徴です。なぜ金が人気なのでしょうか。また日本では聞かない「金行」という言葉、なじみのない方いらっしゃると思います。そのような方に向けて「バンコクの金行とは?金の指輪が人気な理由も徹底調査!」というテーマで解説します。

1.金行とは

タイの人は金が大好き!その理由や古くからの習慣とは?

日本には銀行はありますが、「金行」はありません。日本ではなじみのない金行ですが、バンコクにはコンビニのように至るところにあります。金行がある国はおそらくタイと香港だけだと思います。

金行とは金の売り買いをするお店のことで、華僑系タイ人が経営しています。お店の中のショーケースは金の指輪やネックレスなどのアクセサリーが飾られており、華やかです。そんな金行ですが、お約束事がいくつかあるので紹介します。

・お店の色は赤

壁や天井が赤く塗られています。金色が映えるように赤にしているようです。

・金の買値と売値を表示している

金行には金の買値と売値が表示されています。それを見て売ったり買ったりの判断をし ます。

2.バンコクに金行が多い理由

タイの人は金が大好き!その理由や古くからの習慣とは?

なぜ、バンコクには金行が多いのでしょうか。理由は二つあります。

・金の産出国だった

かつてのタイは金の産出国でした。盛んだったころは、タイからルイ14世に黄金の箱を贈るほど金の産出量がありました。しかし、それも第2次世界大戦前までの話でその後はかつてほど金が採掘できなくなりました。現在タイ国内で流通している金はほとんどが輸入されたものです。主にオーストラリア、アフリカから輸入し、年間の輸入量は200トンだとされます。金の産出国だった名残として、金行があります。

・自国通貨を信用していない

タイは自国通貨(タイバーツ)の価値が弱く、タイ人に信用されておりません。金の価値は世界共通相場であり、価値がゼロになることはないので、「投資」目的で金を買う人が多くいます。買ったら買ったで、少しでも金の価格が上がったらすぐに売りに出る人も多いようです。価格が高騰したらどこの金行も行列ができるくらい、金の取引が盛んなのです。

 

金の産出国だった歴史とタイバーツの価値の弱さが掛け合い、タイの首都バンコクに金行が集まっているのです。

3.タイの国内の金行

ゴールドを買うならバンコクに行こう

タイには山ほどの金行が存在しますが、タイ国内で信頼性が高い金行を紹介します。

 

・振和興大金行

・聯成興大金行

・和成興大金行

 

すべての金行は自社金製品にオリジナルの刻印を打っています。上記3金行の刻印であれば、タイ国内なら買い取ってくれることが多いです。とはいえ、タイ主要3金行の金製品を日本に持ち込んで売ろうとしても、検査に時間がかかります。時間がかかる理由はタイ製の金製品はLBMA認定の金製品がなく、信頼性が低いからです。金に関しては「ロンドン貴金属市場協会(LBMA)」が圧倒的な力を持っており、金の相場を決めております。品質に関してもLBMAのお墨付けがある方が品質の担保につながります。日本の「田中貴金属グループ」は日本唯一のLBMA公認溶解業者を審査する企業です。タイの金製品はLBMAの認定印がないので、信頼性は検査完了するまで高くありません。

金行は多くありますが、世界的にみて、タイの金製品は信頼性が低いです。

4.金の指輪が人気の理由

バンコクの金行とは?金の指輪が人気な理由も徹底調査!

金行が多い分、金のニセモノも多く出回っております。ニセモノの例として、金の純度が低いもの、別の金属に金メッキしたものなどがあります。このようなこともあり、タイにおいて金投資はリスクでもあるのです。よって、指輪やネックレスなどファッションの一部として購入する方が多いです。タイでは「金はもっとも価値のあるもの」という認識があるので、大切な人へのプレゼントに金の指輪やネックレス、ブレスレットが選ばれます。

5.まとめ

バンコクには金の売り買いができる金行が多く存在します。金行が多く存在する理由としては、タイが産出国だった歴史とタイバーツの弱さが影響しているからです。金の取引が盛んな割には、LBMA公認の金製品がなく、他国では信頼性が低いです。タイでは金投資はリスクでもあるので、金の指輪などファッションとして取り入れる人も多くいます。

以上、最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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