日本とこんなに違うの?!タイの驚きの結婚に関する習慣とは!

日本では結婚する時に役所へ婚姻届を提出し、同じ姓になることで戸籍の上で夫婦となるというのが一般的ですが、ここ数年で女性の社会進出などの背景により、職場では旧姓を名乗る方や、女性が働き男性が専業主夫となる家庭も昔に比べると増えてきており、結婚の在り方が多様化してきているように感じます。

世界に目を向けてみると、一夫多妻制が認められているアフリカの国々や結婚をしない事実婚カップルの多いフランスなど、その形は本当に様々です。

アジアに関しては家族を大切にし、2世代3世代が同居する事が当たり前の国もたくさんあります。

今回はタイにおける結婚の考え方や習慣についてお話します。

 

 

夫婦別姓でもOK!タイの結婚手続きと名字のコト

タイでの結婚の手続きは日本と同じように、役所でおこないます。

役所へ行き書類を提出する事で法的に婚姻関係が認められる事になるのですが、そこで必ずしも男性側か女性側、どちらかの姓に変更しなければいけない訳ではありません。

タイでは「男性側の姓を名乗る」「女性側の姓を名乗る」「それぞれ自らの姓を名乗る(夫婦別姓)」「新たに姓を作成する」の4つの選択肢から選ぶ事ができるそうです。

「新たに姓を作成する」というのがなかなか面白い点ですが、実はタイでは簡単に改名ができ、人によっては一生のうちに何度も改名をする方もいる為、このようなユニークな選択肢が設けられたのかもしれません。

元々タイは結婚すると妻が夫の姓を名乗らなければならないという決まりがあったのですが、2005年に法律が改正され、上記の4つの選択肢を選べるようになったとの事。

現在では約半数が夫婦別姓を採用しているようです。

 

実は結婚していない夫婦が多い!その主な理由とは?

日本とこんなに違うの?!タイの驚きの結婚に関する習慣とは!

タイでは子供がいる家庭でも実は婚姻届を出していない、いわゆる「事実婚」のカップルが多く見られます。

事実婚と言っても派手な結婚式は挙げますし、義両親と同居している方もいて、婚姻届を提出していないという事実以外は結婚している家庭と何ら変わりありません。

なぜ事実婚が多いのか、その理由は色々とありますが、主に考えられるものは以下の3つです。

 

・書類等の届け出や大きな買い物の際、必ず二人で行動しなければならなくなるため。

→結婚してしまうと、社会的に2人で1人と見なされるため、書類提出や銀行への融資を申請する場合、巨額のローンを組む場合などに夫婦二人のサインが必要となり、役所への届け出も二人で行かなければならないようです。

ですので、そのような事をする機会の多い方は意図的に結婚しない方が多いそうです。

・婚姻関係があるものは、自動的に借金の保証人にされてしまうため。

→借金が出来てしまった場合、配偶者(奥さんや旦那さん)が自動的に保証人になってしまうため、自営業の方など、会社の運営資金で大きな借金をされる方は家族を守るために結婚手続きを踏まないのだとか。

・共働き夫婦が多く、お互いに自立しているため。

→タイは結婚や出産を機に仕事を辞めるという考えがなく、夫婦の共働き率が非常に高いです。

お互いに仕事を持ち自立しているため、生活費も別々という家庭も珍しくありません。

 

また、扶養控除等の減税措置があまりないため、結婚してもしていなくても特に何も変わらないためというのも理由のひとつのようです。

 

今回はタイの結婚に関する考え方や習慣についてご紹介しました。

日本のように婚姻届を提出し、姓が変わる事で夫婦としての責任や自覚が生まれるものだという考えもあるとは思いますが、そのようなものに縛られる事無く、家族を守りお互いに尊重し合えるのは素敵な事だと思った方も多いのではないでしょうか。

結婚の形はどうであれ、お互いに気遣い合える関係を築いていく事が一番大事な事ではないかと思います。

 

 

 

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